引き続き動画で気づいた事。
ルールはオセロと全く一緒で、プレーヤーが三人になっただけなので、
偶然白と黒の石が同数にならないかぎり、勝敗は決定します。
途中全員白になったり黒になったりしますが、
最終的な勝敗を決定するときは、
白黒それぞれ最後に石を打った人がその色のプレーヤーとして見なされて、
その色の石が多い人の勝ちとなり、少ない色の人が負けとなります。
そうすると必然的に白でも黒でもない、勝ちでも負けでもない人がでてきます。
オセロの盤上の痕跡によってその存在は確認できますが、
オセロのゲームの性質上、最終的にはその人は存在しないことになります。
このような形式的には存在していない存在というものがつくりだせないだろうかというのが、
この作品の試みの一つとしてありました。妖精のような。
当日参加者の方々の間では、このことを"部外者”と呼んで、
最もなりたくない存在となっていました。
動画のリンク
https://vimeo.com/78444091
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